SBI証券クレカ積立で三井住友プラチナプリファードはあり?なし?

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この記事が解決する疑問・悩み

大量ポイント還元が人気のクレカつみたて

SBI証券×三井住友プラチナプリファードなら

なんと月5万円つみたてで5%の超還元!だったのですが…

2024年3月にポイント還元率が悪化!

年会費も33,000円と高額

はたして今のプラチナプリファードは得なのか?損なのか?

持つべき人は?どのくらいお得?

シミュレーションしてすべて解説します

SBI証券×三井住友系クレカ積立のきほん

SBI証券でクレカつみたてできるのは三井住友系のカード。

こーんなに種類があるんです。

カード名「三井住友カードつみたて投資」
ポイント付与率
Oliveフレキシブルペイプラチナプリファード
三井住友カード プラチナプリファード
最大3.0%
三井住友カード プラチナ Visa/Mastercard
三井住友カード プラチナ PA-TYPE Visa/Mastercard
三井住友ビジネスプラチナカード for Owners Visa/Mastercard
最大2.0%
Oliveフレキシブルペイ ゴールド最大1.0%
三井住友カード ゴールド(NL) Visa/Mastercard
三井住友カード ゴールド Visa/Mastercard
三井住友カード ゴールド PA-TYPE Visa/Mastercard
三井住友カード プライムゴールド Visa/Mastercard
三井住友カードゴールドVISA(SMBC)
三井住友カードプライムゴールドVISA(SMBC)
三井住友カード ビジネスオーナーズ ゴールド Visa/Mastercard
三井住友ビジネスゴールドカード for Owners Visa/Mastercard
三井住友銀行キャッシュカード一体型カード ゴールド/プライムゴールド
最大1.0%
上記以外のVポイントが貯まるカード最大0.5%
出典:三井住友カード

「どうせなら還元率が高いものを」

となりますよね。

そのトップに君臨するのが3%還元のカード。

プラチナプリファードです。

プラチナ最安の年会費 これはもしかして「あり」?

クレカつみたて3%還元カード。

プラチナプリファード。

実はプラチナクラスで年会費が最安。

年会費は33,000円です。

33,000円なら…微妙にありなのでは?

3%還元ですし、検討してみる価値はありそうです。

プラチナプリファードを徹底検証!

検討するなら比較相手が必要。

そこで下記3つのカードで、徹底検証していきましょう。

①三井住友カード
(NL)
三井住友カード
ゴールド(NL)
三井住友カード
プラチナ
プリファード
前年ショッピング
決済額に応じた
クレカ積立還元率
入会初年度
決済額にかかわらず : 0.5%

2年目以降

年間10万円以上:0.5%
年間10万円未満:0%
入会初年度
決済額にかかわらず : 1%

2年目以降
年間100万円以上:1%
年間10万円以上:0.75%
年間10万円未満:0%
年間500万円以上:3%
年間300万円以上:2%
年間300万円未満:1%
ショッピング
基本還元率
0.5%0.5%1%
年会費無料5,500円
※年間100万円以上
利用で翌年以降年会費
永年無料
33,000円
主要三井住友カードのクレカつみたて基本情報

特に強そうなのは

②三井住友カードゴールド(NL)

つみたて還元率は100万円以上ショッピング決済で常に1%です。

また注目すべきは年会費。

年100万円カード利用で、翌年以降の年会費永年無料に。

1.0%+年会費無料は強そうです。

さて、結果やいかに。

三井住友カードゴールド(NL)のグリーン券面

つみたて還元勝負!どのくらい差が?

2024年10月1日(火)買付分までは月10万円つみたてに対し5%の超還元率が適用されます。

毎月5,000ポイントと、恐るべき還元性能。

しかし2024年11月から、つみたて還元率に変更が適用されます。

この記事はこの24年11月以降のあたらしい規定に基づいてシミュレーションしています。

まずはつみたてによるポイント還元と年会費バランスを見ていきましょう。

  • 1年積立でポイントいくらもらえるか
    • 積立は毎月10万円
  • カード年会費と相殺してみるとプラス?マイナス?
  • どのカードがポイントvs年会費でお得?

シミュレーション結果
①三井住友カード
(NL)
三井住友カード
ゴールド(NL)
三井住友カード
プラチナ
プリファード
前年ショッピング
決済額に応じた
クレカ積立還元率
入会初年度
決済額にかかわらず : 0.5%


2年目以降
年間10万円以上:0.5%
年間
10万円未満:0%
入会初年度
決済額にかかわらず : 1%


2年目以降
年間100万円以上:1%
年間10万円以上:0.75%
年間10万円未満:0%
年間500万円以上:3%
(うち2%はカード継続特典)
年間300万円以上:2%
(うち1%はカード継続特典)
年間300万円未満:1%
年会費無料5,500円
※年間100万円以上
利用で翌年以降年会費
永年無料
33,000円
1年毎月10万円
積立時の
合計獲得
ポイント
入会初年度
決済額にかかわらず : 6,000pt


2年目以降
年間10万円以上:6,000pt
年間10万円未満:0%
入会初年度
決済額にかかわらず : 12,000pt


2年目以降
年間100万円以上:12,000pt
年間10万円以上:9,000pt
年間10万円未満:0pt
年間500万円以上:36,000pt
(24,000ptはカード継続特典)

年間300万円以上:24,000pt
(12,000ptはカード継続特典)


年間300万円未満:12,000pt
ポイント-年会費入会初年度
+6,000pt

2年目以降
年間10万円以上:+6,000pt
年間10万円未満:±0
入会初年度
+6,500pt

2年目以降
前年100万以上利用時
+12,000pt


前年100万未満
前年10万円以上:+3,500pt
前年10万円未満:0pt

年間500万円以上:+3,000pt

年間300万円以上:

-9,000pt

年間300万円未満:

-21,000pt
つみたて還元だけじゃ元はとれない

①プラチナプリファードを使った積立で得られる最大ポイントは36,000ptです。

それでも年会費と相殺するとプラスはわずか3,000pt。

しかも、これには前年500万円以上のショッピング決済額が必要です。

このショッピング決済額には次のものが含まれません。

集計対象とならない利用
  • 三井住友カードつみたて投資(SBI証券)
  • 交通系およびその他電子マネーへのチャージ(Edy、WAON、nanaco、モバイルSuica(モバイルSuica、Apple PayのSuicaによる、定期券購入・特急券購入・Suicaグリーン券購入を含む)、モバイルPASMO、モバイルICOCA(モバイルICOCAによる定期券購入を含む)など)
  • Oliveフレキシブルペイのポイント払いモードでのご利用分
  • 年会費(フレキシブルペイ、ETCカード、PiTaPaカード)
  • キャッシングリボ、海外ATMでの現金引き出し
  • その他ローンの返済金
  • リボ払い・分割払い手数料
  • ANA Payへのチャージご利用分
  • 弊社発行プリペイドカードへのチャージ
  • スマートフォンアプリ「Vポイント」へのチャージ
  • 国民年金保険料、提携会社からの収納事務を委託された一部の保険料

つまり、つみたて月10万円×12ヵ月の120万は利用額に含まれないということ。

交通系・電子マネーチャージも対象外。

それで500万円の決済額ですから、これを達成できる人は相当限られるでしょう。

年間300万円以上達成であれば24,000pt、年会費と相殺するとマイナス9,000ptです。

あと少しで元がとれそうですね。

一方、前年300万円以下だと12,000pt、年会費を引くとー21,000ptです。

これだと圧倒的に②ゴールドNLが方がいいですね。

年100万円利用の条件クリアで、2年目以降は年会費無料。

これで常に1%還元=12,000ptをGetできるので、強いですね。

いずれにせよ、つみたて還元だけで年会費の元をとることはできません。

さらにその他の還元を加味して検討してみます。

ショッピング還元で元はとれるか

ショッピング利用での還元を含めたらどうなるでしょうか。

ショッピング還元率は

  • プリファード:1%
  • ゴールドNL:0.5%
  • ノーマル:0.5%

なので、ショッピング決済の額で差が出るかもしれません。

確認してみましょう。

  • ショッピング利用による還元を追加
    • 1年間のショッピング額は0~600万円まで、5万円刻みで変化
    • 先ほどの表「ポイント-年会費」にショッピング還元ポイントをプラス
①三井住友カード
(NL)
三井住友カード
ゴールド(NL)
三井住友カード
プラチナ
プリファード
ショッピング還元率0.5%0.5%1%
シミュレーション結果
平均年間利用額420万円以上でプリファードがベストに

ショッピング還元込みのシミュレート結果から、

  • 年間100万円未満
    • ノーマルNLがベスト(+6,250~+10,750)
  • 年間100万円以上420万円未満
    • ゴールドNL(年会費無料達成)がベスト(+17,000~33,000)
  • 年間420万円以上
    • プリファードがベスト(+33,000~63,000)

と言う結果に。

毎年420万円以上、月に直すと毎月35万円以上ショッピング決済。

これはそこそこ人を選びそうですね。

届くかどうかわからないプラチナプリファードより、ゴールドNLの方がいいという見方もできそう。

今回のポイント規定変更で、よりショッピング決済額が高い人向けのカードになったのは間違いなさそうです。

さらにさらに、検証してみましょう。

カード継続ボーナスを入れたらどうなる?

プラチナプリファードにはもう1つ特徴が。

それがこちら。

継続特典最大40,000ポイント

毎年、前年100万円のご利用ごとに10,000ポイントプレゼント

(最大40,000ポイント)

これは大きいですね。

一方、ゴールドNLにも同様の特典が。

続特典10,000ポイント

毎年、年間100万円のご利用で10,000ポイントプレゼント

ここを加味すると、どうなるか計算してみました。

  • カード継続時の還元ポイントを追加
    • プリファード:
      • 前年ショッピング100万円につき10,000ポイント
      • 最大40,000ポイント(400万円)
    • ゴールドNL
      • 前年ショッピング100万円以上利用で10,000ポイント
      • 最大10,000ポイント
シミュレーション結果
300万円以上ショッピングするなら今だトップクラスの還元性能

最大40,000の継続ポイントは大きい。

カード分岐点が大きく変わりました。

  • 年間100万円未満
    • (変わらず)ノーマルNLがベスト(+6,250~+10,750)
  • 年間100万円以上-300万円未満
    • ゴールドNLがベスト(+21,000~+36,750)
  • 年間300万円以上
    • プリファードがベスト(+51,000~103,000)

ショッピング300万円使用時のポイントに注目。

プラチナプリファード

ショッピング300万円利用なら

51,000pt!

ゴールドNLより14,000ptも多い!

のです。

200万円・300万円利用時の計2万ptボーナス、300万円利用時のつみたて還元2%に性能UPが、ゴールドNLにはないための差。

さらに圧巻は500万円利用時。

つみたて還元率が3%の基準に達し、その獲得ポイントは93,000ptに達します。

ゴールドNLより46,000ptも多いです。

年間300万円、毎月25万円以上使う人にとっては相変わらずの最強つみたてカードと言えます。

過去を振り返ってもしょうがないが…新旧プリファード比較

SNSでは「プリファードが改悪された!」と一時話題になった2024年秋の改定。

もう決まったことですからあまり意味はないです。

しかしSNSであまりにネガティブ反応が大きかったので、調べてみました。

新旧のポイント規定でどのくらい差があるのか?をまとめたのがこちら。

年間200万円決済のユーザーには厳しくなった

最も影響が大きいのは200万円ショッピング決済のユーザー。

旧規定なら200万円使えばゴールドNLより5,000pt多くポイントがもらえていました。

ここがプラチナプリファード人気の一因だったのですが、今回ここにメスが入っています。

新規定では200万円決済だと19,000pt。

これはゴールドNL年会費無料達成より、13,000ptも少ないのです。

このエリアの年間決済額の人はゴールドNLの方が賢い選択かもしれません。

年間300万円決済なら影響は小さい

改悪、改悪とSNSで叫ばれていますが、300万円決済の人への影響は少ないです。

確かに新旧比較するとマイナス6,000pt減りました。

それでもこのカードに並ぶつみたて還元性能を持つカードは他にありません。

月にして25万円コンスタントに使う人なら、やはりプラチナプリファード一択になるでしょう。

年間500万円以上使う人にはさらなる恩恵

今回の還元率改定、悪いところばかりではありません。

実は年間ショッピング決済500万円以上の人にとっては朗報。

旧規定より多くのポイントがもらえるようになっています。

その差6,000ptですが、プラスはプラス。

カード使ってくれる人により多くの還元を、というわけですね。

このクラスの人ならプラチナプリファードは唯一無二のカードです。

逆にプラチナプリファードを選ばない理由を教えてほしいくらいですね。

300万円以上使う人なら今だ最強の一枚

2022年に強化されたプラチナプリファード。

つみたて還元率が5%になり、多くの人にとって最強のクレカつみたてへ変化しました。

しかし2024年10月1日以降の買い付けから、少し複雑なつみたて還元制度に変更されます。

とはいえ、今だ最強のクレカつみたてカードであることは間違いありません。

その境界は

  1. クレカつみたて月10万円ずっと続けられる
  2. 毎年300万円以上ショッピング決済する
    • 1か月あたり25万円
    • 「毎年」達成できること
  3. プラチナプリファードをずっと使い続ける意志を持っていること
    • ショッピング300万円達成時1%、500万円達成時2%のつみたて還元はカード継続後のボーナスとして、まとめてカード継続翌年度に付与されるため
    • つまり年会費を払った後でないと上記ボーナスがもらえないことに注意
    • 年会費を払う前にカードを辞めるとボーナスは当然もらえない

というのが結論です。

年会費33,000円にビビッてしまいますが、ちゃんと取り返せますからご安心を。

年間300万円カード決済する人は、ゴールドNLより明らかにプラチナプリファード。

というのも2024年3月現在、プラチナプリファードの入会特典が超充実しています!

なにせ年会費33,000円を軽く超える特典がもらえますから。

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プラチナプリファードの注意点は?

年間300万円決済で大量ポイントのプラチナプリファード、気になってきましたか?

申し込み前に、いくつか注意点があります。

知っておきたい継続特典ボーナスポイント

最大の注意点①。

前年100万円決済ごとにもらえる1万ptの継続特典ポイント(最大4万pt)。

この継続特典ポイントの決済額カウントに

クレカつみたて投資分は含まれません

クレカつみたて投資は月10万円、年間120万円まで可能です。

この120万円はプラチナプリファードで決済されますが、継続特典ボーナスのカウント対象外

300万円のうち

クレカつみたてで120万円使った

残り180万円で2%還元+3万ptの継続ボーナスだ!

とはならないので要注意です!

年間300万円使えば、年会費を余裕でペイするプラチナプリファード。

その達成には年間300万円決済+年間120万円クレカつみたてが必要、ということ。

ここはカン違いしやすい点なので、おぼえておきましょう。

カードブランドはVISAのみ

JCB・Mastercardは対応していません。

VISAで困る人はいないと思いますが。

手持ちカードがVISAばかり、という人にとっては少し気になるかもしれませんね。

プリファードストア利用でさらに有利に

プラチナプリファードには特約店で利用すると、さらにポイント上乗せしてくれる仕組みがあります。

通常1%に加えて

プリファードストア利用で

なんと最大9%上乗せ!

この特約店=プリファードストアですが、これがすごい!

なんと全国どこにでもあるコンビニ・カフェ・飲食店に対応なんです。

これらのお店では通常1%還元に加え、さらに上乗せ1%-6%還元がいつも受けられるんです

さらに年会費をペイするのが簡単になりますね。

例えばセブン・ローソンのコンビニで常にプラチナプリファードを使えば、

コンビニ
利用額
1%還元のカードプラチナプリファード
(7%還元)
5,000円/月
(60,000円/年)
600pt/年4,200pt/年+3,600
10,000円/月
(120,000円/年)
1,200pt/年8,400pt/年+6,200
15,000円/月
(180,000円/年)
1,800pt/年12,600pt/年+10,800
20,000円/月
(240,000円/年)
2,400pt/年16,800pt/年+14,400

これだけのポイント還元が得られます。

クレカつみたて5%還元、継続特典ボーナス、そしてプリファードストア利用還元。

これらすべて組み合わせれば、年会費を大きく超えるポイントがGetできてしまいます。

すごいプラチナカードが爆誕しましたね…

かなり魅力的なプラチナカード

これまで見てきて納得された方も多いでしょう。

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