4月から始める転職活動!迷っている人のための進め方マニュアル

転職・就職テクニック

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この記事が解決する疑問・悩み

転職活動をどんなペースで進めていったら良いのかわからない!

働きながらはキツい!できるだけ余裕のある転職のスケジュールは?

ボーナスもきっちりもらいたい!…うまい転職の進め方は?

これから初めて転職を!といざ行動に移そうとすると、転職って意外に謎が多い。

  • 転職活動はどんな感じに進めていけばよいのか?
  • 何をいつまでに終わらせたらよいのか?
  • できればボーナスをもらってから転職したいが、可能?

などなど。

わからないことだらけだと、人間誰しも活動のモチベーションが下がってしまいます。

また、新卒の時はだいたいこの時期からエントリ等、皆が認めるスケジュール感がありましたが、転職にそれはありません。

スケジュールが人それぞれな点も、

転職活動ってどんなかわからん!

を助長していますね。

これが原因で、転職せずダラダラと不満を抱きながら現職を続けてしまう。

そういう人は少なくないでしょう。

今回そんな方に、転職活動の進め方マニュアルを用意しました。

特に「4月から始める人」に向けたものとなっています。

4月からと聞くとこう思われる方がいるかもしれませんね。

「新年度で人や環境が変わって、もしかしたら現職を続けたい気持ちになるかも。」

ご安心ください。

転職する・しないの最終判断をいつまでにするか

も考慮したスケジュールになっています。

転職活動は自分一人で主体的に進めていくものなので、なかなか手がつけにくいもの。

不明点ばかりで、なかなか行動を起こせない気持ち、すごくよくわかります。

そん方はぜひ、本記事で4月から始める転職活動の進め方についてチェックしてみてください。

そのまま使わなくてもOK。

自分に合う進め方にアレンジする、土台として活用すると転職活動が一層捗りますよ。

4月から始める転職活動スケジュール

全体のスケジュール感がこちら。

4月 今年度の変化を見極める

5-6月 最終判断のとき

7-8月 夏休みを使い転職準備

9-10月 転職活動に全力投球

10月-11月 オファー受諾、転職意向伝達

12月-1月 引継ぎ+有給休暇の消化

1月-2月 新しいフィールドで挑戦

まず最初にこのスケジュールのメリットを解説した後、各月の内容を解説していきます。

このスケジュールが理想的である理由

①ムリがない

転職活動には様々な準備が必要。

2-3か月間で集中して

  • 応募先の選定
  • 書類/面接準備
  • 採用面接

と、集中することも、もちろん不可能ではありません。

しかし、現職を続けながらは結構ハードです。

この転職活動スケジュールは10ヵ月たっぷり使ったものなので、精神的・肉体的な負担を下げることができます。

実際、転職活動にかかった期間の平均は6.3ヵ月と言われています。

この10ヵ月転職スケジュールの冒頭3カ月は判断の期間なので、実際の活動期間は約7ヵ月。

この平均相場とも合致する、標準的なスケジュール感となっているので、おすすめです。

②新年度の変化を見てから転職の決断ができる

多くの日本企業は4月が新しい会計年度。

  • 組織変更、部署の統合や新しい部署の誕生
  • 部署異動、上司や同僚の入れ替わり
  • 新しい給与へ改定

等が行われるタイミングです。

もしかしたら、もう少し働いてみてもいいかな、という変化があるかもしれません。

この4月の変化を最終確認してから、転職するかどうかを決められます

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③夏休みを転職活動準備にあてることができる

転職には、準備の時間が想像以上に必要です。

自由に有給をとれない方には、死活問題。

でもこのスケジュールは夏休みを含みます

土日+夏休みで準備時間が確保でき、有給休暇が取りづらい人も転職準備が可能。

④ボーナスはしっかり受給(7月・12月支給の場合)

ボーナスは支給日に会社に在籍してさえいれば、支給される会社がほとんど。

ボーナス1ヶ月前に辞めるなんて、めちゃくちゃもったいないんですよ。

この10ヶ月転職プランなら、大抵の会社のボーナス月、7月・12月をカバー

退職金があるとはいえ、引っ越し資金等も必要になるので、もらっておくに越したことはないでしょう。

その点でも、このスケジュールはおすすめなのです。

4月 今年度の変化を見極める

日本企業の多くの年度変わりが4月。

組織や上司、同僚など環境に大きな変化があるかもしれません。

人によっては、給与が改定されて上がる/下がるといった変化も。

あなたが抱いていた不満・悩みが、年度変わりで解決する可能性があるのです。

4月はその変化を見極めることに専念します。

といっても、ただなんとなく働いていたのではダメです。

以下ポイントをよく考えてみてください。

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4月の変化であなたの不満・悩みは解決するか

転職が気になっているからには、現職に対し悩みや不安、不満などがあると思います。

4月の変化によってそれが解決しそうか?

未来を予想して考えてみましょう。

あなたの不満・悩みは再発しないか

もしかしたら、4月の変化で悩みや不満が解決するかもしれません。

しかし、そこで安心するのはまだ早いです。

あなたが抱いた悩み・不満は将来、再発することはないのでしょうか

今年は良くても、来年・再来年にはまた同じ悩み・不満を現職に抱く可能性はありませんか?

結局、現職に対し同じような気持ちを未来に抱きそうであれば、行動は早い方がいいです。

将来振り返ったときに、「去年やはり転職しておけばよかった」と後悔しないためにも。

給与・待遇面の変化は?次はいつ?を考える

給与・待遇面を転職理由にする方は多いです。

給与が上がったのなら、その上がり幅を年収ベースで確認しましょう。

また、次の昇給はいつか?という点も合わせて予測してみてください。

必要なら先輩や同僚に、昇給ペースについての情報を仕入れましょう。

そして考えてみてください。

将来を含めて考えたとき、昇給のペースは納得のいくものですか?

この先全然上がらないな…と感じるなら、行動のときかもしれません。

転職は年齢が大きく関わってきます。

安易に先送りしてしまうと、一生鈍い昇給ペースの元で働くことになってしまいますよ。

5-6月 最終判断のとき

タスク① 転職する・しないの決断

この2ヶ月で、転職する・しないの最終判断を行います。

2ヶ月間、たっぷり迷うことができます。

あまり言われていませんが、転職は人生の中でも、相当大きなイベントのひとつです。

回数で言えば、結婚と同じレベル。

転職しない人もいますし、転職する人も2-3回がせいぜいでしょう。

とても大きな決断なので、その判断に迷う、時間がかかるのはあたりまえです。

5月のGWも含めた2ヶ月間で、転職についてじっくり考え決断してください。

どうやって判断すればいいのかわからん!という人は次のステップを参考にしてください。

また、だれでも共通で使える、転職タイミングの見極め方についての記事も参考になります。

①現職を続けたとき、あなたの生き方はどうなるか

現職を続けた時の未来を、できるだけ正確に予測します。

5年後、10年後、今の会社であなたはどのように過ごしているのでしょうか。

先輩や上司を参考に、できる限り具体的にイメージしてください。

年齢と給与・待遇面のシミュレーションもしてみましょう。

②①に対し、抱く悩みや不満は何か

①で予測した現職を続けた際の未来に対し、あなたが抱く不満や悩みは何でしょうか。

不満・不安・悩み等、ネガティブでかまいません。

どんどん列挙していきましょう。

③②をあなたの理想に変換してみる

②のネガティブな内容をポジティブに変換してみてください。

こうしたい!というあなたの願望があらわれてくるはず。

これが転職の動機となります。

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④転職によって③が得られるのか考える

最後に、転職であなたの願望が手に入るのかどうかを見極めてください。

転職は万能薬ではありません。

以下のような考え方を持つ人がいます。

「転職して環境を変えれば何かが変わる、そうしたらきっとうまくいくのでは」

しかし残念ですが、これはギャンブルと一緒

転職にベットして、何倍になって返ってくるかを待っているようなもの。

はずれれば転職で得られるものはゼロ。

そして多大な時間と労力をムダに失うことに。

こんな気持ちで転職すると、後悔する可能性が高いです。

転職にあたっては、

  1. 何をどう変えたいのか?
  2. それは転職で得られる結果なのか?
  3. 2の確率は現実的か?

をよく考えましょう。

忘れがちなのが3です。

例えば、年収1000万円を実現したい、という願望があったとき。

これは現実的なのかどうか、よく考えること

年収1000万円を望むところ、平均年収500万円の業界へ転職する。

転職しても、願望が実現する確率は非現実的である、と言えるでしょう。

この点を考えておくことで、

転職しても願望がまったく実現しなかった

という事態を防げます。

求人多過ぎ!どう会社を選べばよいかわからない!

4つの転職スタイルから考えましょう。

あなたに合うスタイルを1つ決めれば、おのずと求人を絞り込めます。

転職すると給与は上がる?下がる?

給与を検討する際は、転職後の給料いくら増える?の相場がわかる、次の記事も確認を。

今の会社に入ったばかりだけど、転職するか迷う人

そんなあなた向けにドンピシャの、下記記事を参考にしてください。

読むのがめんどう?

では結論を言うと、「我慢して3年」はっきりいって意味なしです。

転職が合理的だと結論づけられるなら、早く行動したほうが時間的損失を抑えられます。

転職したいけど、スキルがない

戦い方を工夫しましょう。

転職をあきらめるのはまだ早い。

下記記事に戦略をまとめています。

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タスク② 応募型の転職サイトに登録

このタイミングで、リクナビNEXTdodaに代表されるような、応募型の転職サイトに登録します。

この時点では、応募が目的ではありません。

転職サイトの求人情報を、転職の判断に使いましょう。

  • 年収相場はいくらか
  • 勤務地は願望通りいきそうか?
  • 求人の件数そのもの

などなど、転職サイトの求人には有益な情報がたくさんあります。

しかも無料。使わない手はありません。

情報収集が目的となるので、できる限り大手の転職サイトを選んだ方が捗ります。

リクナビNEXTdodaのどちらかを登録しておけば、十分有益です。

7-8月 夏休みを使い転職準備

タスク① 職務経歴書・履歴書を作成する

これまでこなしてきた業務内容や、あなたのスキルをまとめた職務経歴書を作成します。

職務経歴書の作成に、最低5時間はかかっているという調査結果があります。

出典:bosyu Jobs調べ

筆が遅い自覚があれば、10時間は見込んでおきましょう。

②の転職エージェントに提出し、添削やアドバイスを受けると完成度が上がって捗ります。

自己PRが書けない、という方は下記記事も参考にしてください。

タスク② 転職エージェントサイトへの登録&面談

転職エージェントサイトに登録し、転職エージェント・ヘッドハンターとのコネクション作りを行います。

転職エージェントサイトの仕組み
図はビズリーチだが、他サイトもやっていることは同様

あなたに合いそうな求人をエージェント・ヘッドハンターが持ってきてくれるため、求人探しの負担が減らせます

もちろん求人応募型のサイトも利用継続しますが、基本無料ですし活用しない手はありません。

年収600万円以上のハイクラスならビズリーチJACリクルートメントリクルートダイレクトスカウト

それ以外ならリクルートエージェント doda でOKです。

地方での転職を考えているのであれば、下記記事も参考にしてください。

タスク③ 面接の準備

この10ヵ月スケジュールの転職活動の本番は夏休み明けの9月~10月。

夏休みを利用して面接対策を進めておきます。

こんなこと言うと批判されるかもしれません。

が、あえて書いてしまいます。

志望度合いの高くない求人に、あえて応募するのも有効な準備のひとつ。

つまり、実戦で面接の練習をさせてもらっちゃうわけですね。

結局、実戦で鍛えるのが一番いいし、近道。

志望度合いの高い求人の前に、できれば2-3社受けて感覚をつかんでおくとと捗ります。

内定までもらえると、めちゃくちゃ自信が付いてもっと捗ります

あまり大きな声では言えませんが、転職準備としておすすめです。

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9-10月 転職活動に全力投球

タスク 転職活動を最優先し、応募&面接を受けよう

9-10月に集中して転職活動を進めます。

リクナビNEXTdoda 等の応募型転職サイトから、積極的に求人に応募します。

また、転職エージェントが持ってくる案件で希望のものがあれば、即受けましょう。

たぶん一番キツい時期になりますが、ここがふんばりどころ

ここで、今までの準備の成果を出し切るときです。

この2カ月に集中して活動したほうがいいのは、転職の給与交渉のため。

もし1人の転職エージェントの紹介案件から、複数社に内定できれば、競争状態になります。

あなたを採用するための「競争」ですよ。

これは転職後の給与を大きく上げる、絶好のチャンスになります。

大変ですが、短期間で複数内定保有をめざして、転職活動を進める方がいいのです。

最終面接の時期をコントロールしよう

最終的に採用が決まると、あなたへオファーレターが発行されます。

給与待遇等の条件が書かれた、採用通知ですね。

このレターへの返答期限は2週間がいいところ。

志望度が同じくらいの案件があるのなら、最終面接の時期が重なるように調整しましょう。

オファーレターの発行・返答期限もだいたい同じ時期に重なります。

これで、待遇等を比較して最終判断できるようになります。

内定が早過ぎるとボーナスを失うかも

9月に内定がでてしまうペースだと、12月のボーナス受給があやしくなります。

転職先の企業は、あなたの入社受諾後「できるだけ早くウチに来てほしい」とほぼ確実に言ってきます。

断りずらい人の方が多いと思いますので、ペースが早すぎるようなら要注意。

できれば10月中旬以降に入社受諾ができるよう、面接や試験の時期を調節してください。

10月-11月 オファー受諾、転職意向を伝達

タスク① オファー受諾

10-11月頃にオファーレターをもらえれば、シナリオどおり。

オファーを受けるかどうか、もう一度じっくり考えましょう。

引継ぎの期間、有休消化、ボーナス受給を考え、入社は早くても翌年1月にさせてもらいましょう。

10月中旬以降であれば、「ボーナス受給してから」と空気を読んでくれる会社も少なくないでしょう。

タスク② 転職意向を伝える

今勤めている会社に転職意向を伝えます。

オファーを受諾してよいと結論づけたら、上司に相談の場を設けます。

ちょっとした工夫をすると、辞める際に生じるトラブルの可能性を下げることができます。

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2回にわけて転職意向を伝える

1回で言うより、2回に分けると相手方のショックが軽減されます。

1回目

転職の相談(という建前で)

タイミング

オファーレターを受けると決めた後(返答していなくてよい)

伝える内容

転職を考えているとだけ伝えればOK。

行く先は決まっているのか等の質問には、「まだ決まっていない」「未定」と答えれば十分。

引き止めをうける可能性が高いでしょう。

もしかしたら、給与待遇の変更を打診される場合もあります。

オファーレターの返答期限内なので、条件次第では現職維持も可能です。

2回目

転職意向の伝達

タイミング

オファーレター返答してから、1-2週間後

(1回目の転職相談から3週間~1か月後くらい)

伝える内容

ここで転職を決めたと伝えます。

今までのお礼を忘れずに伝えましょう。

引継ぎはきっちりやらせてもらいます、とこちらから積極的姿勢を見せましょう。

この伝達を11月にできれば、退職時期は自然に1月-2月になるはずです。

人脈はいつ生きるかわからない!円満退職をめざせ

できるだけ円満退職をめざしましょう。

  • 「辞めるし、関係壊れてもいいや」
  • 「辞める会社だし、後は知らん」

と思う気持ちもわからなくはありません。

しかし、今まで築いてきた人脈はいつ生きてくるかわからないものです。

何より、たくさんの時間と労力をかけて築いてきた人間関係を、あっさり捨ててしまうのはもったいないですよ。

引継ぎもしっかり時間をかけて対応して、円満退職をできる限りめざしてください。

12月-1月 引継ぎ+有給休暇の消化

引継ぎやあいさつ等に時間を費やしましょう。

11月に辞める意向を通知できていれば、この期間で有給も消化できるはず。

英気を養って、次の会社に備えるべし。

そして12月、支給日まで在籍できていれば、ボーナス受給できるでしょう。

退職金もある人は、思い切って長期の旅行にでかけてはいかがでしょうか。

節約したいなら、平日空いているテーマパーク等に行くのもおすすめ。

非日常感が味わえて、地味に快感です。

1月-2月 新しい会社へ入社

順調にいけば1-2月に新しい会社で働き始めることになります。

ここから新たな挑戦になります。

転職が終わりではありません。

ぜひ転職先で成果を出し、人的評価を高めることに集中してくださいね。

10ヵ月転職スケジュールでムリなく転職活動

毎年1月・2月・3月頃に転職について考える人は多いでしょう。

しかし4月の年度切り替わりのタイミングで、人や組織、環境が変わります。

これにより、

「もう少し現職を続けて様子をみよう」

となりがちでもあります。

そしてまた1年…と繰り返してしまい、転職に踏み切れない人は多いでしょう。

しかし転職には「見えない期限」があります。

しかも年齢や保有するスキル・経験によって、期限は人それぞれバラバラなのです。

1ヵ月、1年先送りにするたび、確実にこの「見えない期限」に近づいていきます。

気づかぬまま期限切れとなり後悔しないためにも、転職について考えてみてください。

このムリなく進められる10ヵ月転職スケジュールを参考に、自分なりの転職活動を組み立ててみましょう。

結果的に転職しなくてもよいのです。

今の職場がベスト、と判断できればOK.

また実際に転職はしなくとも、あなたを受け入れてくれる転職先がある、そうわかっただけで大きな価値があります。

転職活動はムダにはなりません。

あなたの転職市場における人的価値を確認できること、これだけで十分やる意味があります。

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