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転職する際に気になるのは、やっぱり給料。
慣れ親しんだ会社を離れ、新しいフィールドでチャレンジ。
この転職にリスクはつきもの。
それに見合う給料アップ、年収アップを期待してしまいますよね。
でも実際、転職後の給料はどんな感じなんでしょうか?
- どれだけの人が転職後に給料アップしているのか?
- 逆に給料下がってしまった人はどれくらい?
- 給料上がり幅の相場は?
せっかく転職に挑戦するなら。
やはりこの給料・年収について把握しておきたいところ。
こんな疑問に対し、本記事では
5万9千人を対象とした厚生労働省の公式統計データを使い
転職時の給料変わり具合について徹底解説
⇒ 政府統計、しかも調査対象6万人のため、信ぴょう性は十分。
会社員生活の中で、年収が50万、100万と一気に変わる機会はそう多くありません。
その数少ないチャンスが「転職」です。
- この「転職」により
- どのくらいの人数割合で
- いくらぐらいの年収アップ
- が見込めそうなのか?
本記事でを頭の片隅にインプットしておくと、
モチベーションが上がって、転職活動が捗る
はずです。
この機会に、逃さず確認しましょう。
データ出典元:厚生労働省雇用統計調査より
事前にソースについてご紹介しておきます。
統計を行ったのは厚生労働省。
平成30年度に転職した59,622人対象の調査です。
母数も多いので信頼できますね。
ここからアクセスできます。
しかし、厚生労働省の報告書は数値データのみ。
ちょっとわかりにくい。
本記事では直感的に理解できるグラフで解説。
ぜひ参考にしてください。
転職で給料上がる人・下がる人の割合
それでは大枠から見ていきましょう。
転職で給料は上がるのか?下がるのか?
その統計がこちら。
転職できた人のうち、39%は前職から給料アップ。
10人いたら大体3~4人は転職で年収増につなげられた
ということになりますね。
一方で年収減になった人もほぼ同等の40%というデータです。
年収に変化がなかった人は20%。
見方を変えると、
39%+20%=59%の人は
転職しても
年収維持 または 年収増
になったということ。
「転職すると給料下がるんじゃないか?」
と心配する人は多いでしょう。
しかし、10人に6人は給料変わらないかアップ。
こう考えると、少し転職に対する見方も
変わってくるのではないでしょうか。
転職すると給料はいくら変わる?
今度は転職すると
「いくら増える?下がる?」
について見ていきましょう。
出典は同じく厚生労働省のデータです。
[ad]前職より1割以上給料アップした人は約27.2%。
10人に2~3人。
年収500万円なら50万円増、600万円なら60万円増…
と考えると、やはり転職時の給料アップは魅力的ですね。
10年たてば、転職する・しないで
生涯年収が500万円、600万円
と変わる可能性がある
のですから。
しっかりキャリアが積み上げられてきたのなら、
給与1割増のハードルはそう高くないはず。
前職より賃金が1割以上ダウンした人も、やはり同等の約29%という結果に。
傾向として、
未経験分野に飛び込む転職だと
給料ダウンの可能性が高い
です。
転職先を選ぶ際、やはり経験分野の方が給与面で有利。
これは間違いないでしょう。
「未経験」転職なら知っておくべきデータがここに
- 未経験の転職は難しい?
- 未経験で転職すると年収は?
- 未経験転職して後悔しない?
未経験の転職に注目し、
未経験で転職した人たちの統計データを使い、
未経験での転職の現実を知るための記事がこちら。
>> データで見る「未経験」の転職、後悔しないために知るべき現実
転職時の給料アップ相場は?
転職で給料アップする人の、大体の上り幅の相場。
気になりますよね。
50万円~100万円等言われたりもします。
この厚生労働省のデータから何がわかるでしょうか。
下のグラフは転職で給与が上がった人のみフォーカスしたもの。
このデータからわかること。
転職で給与アップ
前職給与の1割増し程度なら
かなりの確率で見込めそう
ということでしょう。
実に70%近くの転職成功者が、前職より10%増し以上の待遇をゲット。
厚生労働省以外の調査データもあります。
こちらはリクルートキャリアによる
「前職と比べ賃金が1割以上増加した転職決定者の割合」
の調査結果。
年度でみると、
大体30%の転職成功者が
賃金1割以上アップ
を獲得できています。
転職できた10人のうち3人です。
「狭き門」と悲観的になる必要はなさそう。
[ad]これらのデータは転職で給与交渉する際に有益です。
つまり、
前職の1割増し程度の給与増を要求するのは
相場からいっても妥当なレベル
ということ。
給与交渉で迷ったら、
前職の年収の1割前後
を目安に給与アップを交渉。
相場から大きなズレがないので、
悪印象なく待遇向上が得られるかもしれません。
転職するなら年収交渉は欠かせない
転職時の年収交渉の進め方が知りたい?
それなら下記記事をチェック。
≫ 転職時の給与交渉・年収交渉で失敗が怖い!みんな知らない交渉のコツ
2023年!転職で年収アップは厳しい?
2020年からコロナ禍の影響で多くの企業業績が悪化。
コロナ禍が過ぎ去った今、転職して年収アップは難しい?のでしょうか。
結論から言うと、
2023年4-6月時点
転職時年収アップする人の割合は
過去最高の水準に
リクルートが発表している、
「転職時の賃金変動状況」のデータを見てみましょう。
こちらは
「前職と比べ賃金が 1 割以上増加した転職決定者数の割合」
を四半期毎に集計したもの。
2023年4-6月の間
転職で給料が10%以上アップした人の割合は
「35.0%」
これは過去最高水準
この結果を見る限り、現在の転職市場はコロナ禍の悪影響から回復。
それどころか、年収アップを勝ち取る人の割合が過去最高。
今、「転職で年収アップ」は”かなり期待できる”と言えそう。
年齢別:どの年齢での転職だと年収が上がりやすいのか?
次に、年齢別で給与の変わり具合を見てみましょう。
傾向として、
年齢が若ければ若いほど
給与アップを勝ち取れている
ことがわかります。
20-24歳代の転職では、実に48%。
ほぼ2人に1人は転職で給与が上がった、ということ。
その後年齢を重ねるごとに、給与が上がる確率が下がっていきます。
それでも、
40歳代くらいまでは4割の人が転職で給与増
を得ています。
50歳以降になると、ガクッと大きく確率が下がり
転職で給与増を望める人は2割程度
まで減少しています。
若い時に転職する方が
給与アップの確率は高い
厚生労働省のデータから、このように結論付けられそうです。
安易に転職を先延ばしにしてしまうと、
年を重ねるごとに給与アップの確率は下がっていきます。
行動を起こすタイミングが重要ですね。
転職きっかけに資産2500万円を作る方法
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そんな悩み、実は転職で解決できるんです。
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>> 転職をきっかけに投資を始めて資産2500万円を作る方法
転職でより多くの年収アップを得る裏技ってある?
はい。
みんなが知らない、ちょっとしたテクニックがあります。
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転職する前年に限界まで残業すると年収増?
転職時の年収交渉は、あなたの「現在の年収」が基準になります。
「現在の年収」とは源泉徴収票に書かれた「支払い金額」の欄。
この数字がオフィシャルなあなたの年収。
転職時の年収交渉は、この数字をベースに
「現職の企業と同等の給与で」
「現職の企業より10%アップで」
などと話し合われるわけですね。
そしてポイント。
残業時間や、残業代などの記載は一切ありません。
なので、
転職をする前の年に限界まで残業
源泉徴収票の「支払金額」欄の数字を限界まで高める
「支払金額」を年収交渉・給与交渉のベースとする
こうすることで、有利に年収交渉を進められるのです。
もちろん、企業も残業込みであることはわかっているので、
額面通りにはいかないかもしれません。
しかし少なくとも、
同じ金額を稼ぐのに必要な残業時間は減らせる
はず。一つ注意点。
「現職の残業時間はどのくらい?」
と面接で聞かれたら、
事実より少なく回答
しましょう。
応募先企業に、あなたの正確な残業時間を確かめる術はありません。
「残業は0時間です!」
はやり過ぎなので、
そこは業界の残業傾向と合わせて、調整してくださいね。
転職時の年収交渉・給与交渉のやり方は下記記事で解説しています。
>> 転職時の給与交渉・年収交渉で失敗が怖い!みんな知らない交渉のコツ
転職で給与アップのハードルはそう高くない
これまで見てきたデータのまとめが以下となります。
転職は50万、100万と年収が変わる可能性がある、レアな機会です。
統計データが示すように、現在の1割アップ程度なら積極的に狙っていけるレベルです。
転職活動は想像以上に負担が大きく、キツいものです。
途中でやめたくなってしまう人も少なくないでしょう。
そんな時、これらのデータを少し思い出してみてください。
年収50万円アップ、6年も働けば生涯年収は300万増。新車が余裕で買えます。
年収アップも、ひとつのモチベーションにしてみると転職活動が捗りますよ。
英語ができれば転職は有利?年収は上がるのか?
資格といえば語学。
語学といえば「英語」
実際、英語ができるとどんなメリットが?
転職は簡単?求人数は?年収は上がる?
>> データで知る英語力と転職|求人数は?年収は?【転職×英語のすべて】
転職時の年収交渉が不安!タイミングは?内定取り消しのリスクは?
転職時の給与交渉・年収交渉にが不安。そこでみんなが知らない交渉のコツ、まとめました。
いつ交渉?採用NG判断、内定取り消しってある?
事前準備は?交渉の裏技?
絶対やっておきたいオンライン面接のカメラ対策
オンライン面接でノートPC内蔵カメラ?
面接相手を見下ろすんですか?
下あご強調されて残念に見えますよ?
画質悪くてザラザラして見えるし、暗いし…ノートPC内蔵カメラは絶対ダメ!
オンライン面接におけるカメラ対策・機材のすべて。
>> ノートPC内蔵カメラ下あご問題!就職オンライン面接ならWebカメラを
会社辞めてから転職活動しようかな?という人
いいえ、その判断、超ハイリスクです。
「会社辞めてから転職活動」は失業手当もらえて、転職活動に集中できて、最高かも?
会社辞める前に、この記事を読んでリスクを知っておくべき。
転職するかどうか、まだ迷っている人
転職するかどうか迷っているなら、誰でも共通のタイミング3つに照らし合わせてみては?
シンプルな判断基準なので、案外すんなり決心がつきますよ。
「給料上げて!」を言わない人が損をする事実
「給料上げて!」そう言えない人は多い。
「そのうち報いてくれるはず」と待っている裏で
「給料上げろ!でないと転職する」と主張できる人が昇給を得る。
控えめな人が実は損をする、そのからくりと対策について。
昇給・昇格を!が言えない!社内給与交渉をためらう人が大損するワケ
銀行預金金利の1000倍ポイント?お得すぎるクレカ積立がヤバい
銀行に放置中のお金、なんかもったいない。
リスクをおさえて、お得に資産づくり。
そんな方法あるわけ…あるんです。
預金金利の1000倍、1%還元をポイントでもらいつつ、コツコツ資産づくりする方法が。
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