データで知る英語力と転職|求人数は?年収は?【転職×英語のすべて】

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この記事が解決する疑問・悩み

英語勉強中!or英語これからがんばろうと思ってる!

実際、英語できると転職で有利なの?

英語できると、ぶっちゃけ年収上がる?

英語。

業界・業種関わらず、需要が高いスキルの1つ。

  • 今がんばって勉強してる
  • もうビジネスで使ってるよ
  • 本腰入れて勉強しようか、迷っている

英語に対して様々な人がいるでしょうが、ここでの疑問は以下に集約されるでしょう。

英語ができると、転職は有利になるのか?

本記事では、データをもとに上記を徹底解説。

英語が転職で有利になるのか?わかれば、

  • 英語学習のモチベーション、上がります
  • 英語を武器に、転職するきっかけに
  • 英語で年収アップが掴むチャンス

ぜひ最後までチェックしてみてください。

英語できると転職が有利に働く理由

まずは結論、英語ができると転職は有利に進められます。

英語で転職が有利に進められるのはなぜ?
  • 日本で英語できる人は今も「レア」
    • 日本の英語力ランキングは112各国中78位
    • 英語が「苦手」な人=統計で約7割
  • 英語ができると、応募可能な求人が増えるから
    • 応募できる求人が多いほど、転職は進めやすい
    • 日本に進出する、外資系企業の求人に応募できるのは大きい
  • 英語力ある人材は好待遇で迎えられやすいから
    • ビジネスレベルの英語力、2人に1人は年収1000万円以上
    • 初級レベルだと、年収1000万円以上は10人に1人
  • 転職で実際に英語力が「優位に働いた」と感じる人=8割以上
    • 上級(流暢)・ビジネスレベル以上なら、8割が転職で英語は「有利」と回答

英語で転職が有利になるワケ、一つ一つ見ていきましょう。

日本で英語できる人は今も「レア」

SNSを見ていると、こんな風に感じませんか?

  • プロフに海外留学・駐在経験あり、この人もか
  • あのグーグルや外資系企業勤務?さぞ英語ペラペラなんだろうな
  • みんな当たり前に英語できるんだなぁ

その気持ち、とてもよくわかります。でもそれ、

錯覚です

日本で英語できる人は今も少数派。

英語はまだまだ全然「レアなスキル」なんです。

日本の英語力は世界78位

世界最大の英語能力指数ランキングEF EPIの調査によれば、

  • 日本の英語力は世界112ヵ国中78位
    • アジア24ヵ国中13位
    • 韓国、中国よりも低ランク
  • 英語能力レベルは5段階で4番目の「低い」
出典:EF EPI

これ、2021年の調査結果なんです。

最新です。

出典:EF EPI

このランキングを見てわかるように、日本の英語力は”低い”状態。

日本において、英語力ある人は今だ貴重な人材というわけです。

英語が「苦手」な人=統計で約7割

さらにもうひとつの調査結果。

楽天インサイト株式会社の「英語に関する調査」によれば、

  • 英語を「苦手」と感じる人が約70%に達する
    • 「とても苦手」「苦手」と答えた人の合計
  • 英語が「得意」と感じる人は1割もいない
    • 「得意」「とても得意」と答えた人はわずか8.7%

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この結果を見てもわかること。

日本人の大半は、英語に苦手意識を持っているのです。

自信を持てていない人がほぼ10人に7人。

英語を得意とする人、自信を持っている人の貴重さがよくわかりますね。

このような日本人の英語に対する背景から、英語力を持つ人材はレア。

転職でも際立ち、採用選考を有利に進めることができるのです。

英語ができると応募できる求人が増える

英語ができる人の特権。

それは

英語力を応募条件とする求人に応募できること

当然ですが、英語力を必要とする求人にアクセスできるのは、英語力がある人だけ。

英語力がない人より、より多くの求人に応募できます。

選択肢が広がるわけですから、英語力ある人は転職が有利に進められるのです。

求人サイトで検索すればその差は明らか

実際、英語できる人とできない人で、どのくらいの差があるのか。

転職求人サイトで検索すれば、簡単にわかります。

様々な求人サイトで「英語 ビジネスレベル」で検索した結果がこちら。

リクナビNEXTで「英語 ビジネスレベル」を検索した結果
出典:リクナビNEXT
dodaで「英語 ビジネスレベル」を検索した結果
出典:doda

また、「TOEIC 800点以上」等、TOEICスコアを応募条件にしている会社は多いです。

そこで、「TOEIC」「点以上」で検索した求人数がこちら。

リクナビNEXTで「TOEIC 点以上」を検索した結果
出典:リクナビNEXT
dodaで「TOEIC 点以上」を検索した結果
出典:doda

英語力がない人は、これだけの数の求人への応募が難しくなります。

応募可能な求人数は単なる数字です。

しかし多ければ多いほど、選択肢が広がるのは事実です。

この点において、英語力が転職を有利にするのは間違いありません。

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英語ができる人材は好待遇で迎えられやすい

次に英語力と年収の関係を見てみましょう。

エンワールドジャパンによる、1,928名に実施した2020年の調査結果がコレです。

  • 英語力が上がると、1000万円以上高年収の人が増加
    • 年収1000万円以上~1500万円未満:初級 11%→21%→32%→31% 上級
    • 年収1500万円以上~3000万円未満:初級 1%→4%→14%→25% 上級
  • 英語初級・中級レベルで年収3000万円以上の人はゼロ
    • ビジネス:1%、上級:2%のみ

さらに単純化するために、1000万円以上と1000万円未満で分類した結果がこちら。

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このグラフからわかること。それは、

  • 英語力が上がるほど、年収1000万円以上の人の割合が増加
    • 初級 12%→25%→47%→58% 上級
  • 英語力ビジネス以上なら、2人に1人は年収1000万円以上
  • 英語初級で年収1000万円以上の人→10人に1人のレベル

ここで抑えるべきポイントは

ビジネスレベル以上の英語力を持つ人が2人いたとき、

そのうち1人は年収1000万円以上

というデータが存在することでしょう。

一方で、

日常会話レベルの英語力の人の場合、

年収1000万円以上は4人に1人

に留まることがわかります。

この統計データから、

年収高い人=英語力を兼ね備えている人物の可能性が高い

というのは明らかです。

ビジネスがワールドワイドに行われる現在。

英語力を持つ人材は、好待遇で迎えられていることがよくわかりますね。

転職で実際に英語力が「優位に働いた」と感じる人=8割以上

実際に転職した人は、英語力が有利に働いた実感があるのでしょうか。

こちらも、正社員1,122名を対象にした、アンケート調査結果があります。

下記グラフは「転職で英語力が優位に働いたことはあるか?」の回答結果。

出典:エンワールド・ジャパン株式会社「英語力が仕事・転職に及ぼす影響」
https://www.enworld.com/blog/2020/03/advantage_of_English
  • 上級、ビジネスレベルなら、実に8割以上が転職に対する英語力の影響を実感
    • 上級88%、ビジネス79%が「有利に働いたことがある」と回答
  • 中級・初級でも、英語力有無の影響を実感する人が一定数

英語を仕事で使いこなす。

ハードルは低くありませんが、転職でも有利に働くと実感する人が多数ですね。

英語力があると様々な面で転職が有利に

どんな面で英語力が転職に効いたと実感できたのか。

そのアンケート結果がこちら。

出典:エンワールド・ジャパン株式会社「英語力が仕事・転職に及ぼす影響」
https://www.enworld.com/blog/2020/03/advantage_of_English
  • 上級(流暢)・ビジネスレベルなら様々な面で好影響あり
    • 仕事・キャリアの選択肢が広がったことを実感した人:約7割
    • 採用選考が通過しやすいと感じた人:約7割
    • 待遇面への影響を実感:約3割

特に「選択肢が広がる」ことを実感された方が多いです。

英語力があればより多くの求人に応募可能、さきほど述べたとおりですね。

また、審査・選考面でも好影響を実感できた人が多数。

英語が使いこなせる人材は、企業側にとっても関心ある人材であるのは間違いないでしょう。

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どのくらいの英語レベルがあれば転職に好影響?

転職で英語は有利に働く。

様々な裏付けをご紹介しました。

実際に英語で転職を有利にするには、どの程度の英語力がいるのでしょうか。

「TOEIC ○○点」で転職求人検索すると?

転職求人の詳細欄には

「TOEIC 700点以上」

のような、応募条件が記載されている求人があります。

そこで、転職求人サイトのキーワード検索機能を活用。

「TOEIC (スコア)点」でスコア数を変えてキーワード検索。

その検索ヒット数をまとめてみました。

  • 転職求人サイトは「リクナビNEXT」と「doda」の2つで実施
  • キーワードは「TOEIC 〇〇〇点」(○○○はスコア)
    • スコアは450点から900点まで、50点刻みで検索
  • 2021年8月調査
リクナビNEXTで「TOEIC ○○〇(スコア)点以上」で検索した結果
出典:リクナビNEXT
dodaで「TOEIC ○○〇(スコア)点以上」で検索した結果
出典:doda

英語力の最低ラインはTOEIC600点から

検索ヒット数と、スコア(検索キーワード)のまとめがこちら。

  • 最も記載のあるスコアゾーンは「600点」「650点」
    • このあたりは求人応募の最低条件と言えそう
  • 「700点」~「850点」が英語力アピールのボリュームゾーン
    • 上記スコアゾーンの検索ヒット数合計は733+996=1,729件に上る
  • 900点以上を要求する会社は極めてレア

TOEICなら800点はほしい

よく転職求人の応募要件として記載されるのは

「英語 ビジネスレベル」

という記載です。

あいまいな書き方ですが、

  • 英語を使い、支障なく仕事をこなせる
    • 英語読み書きができること
      • メール・文書作成はあたりまえ
    • 仕事の話題を含む英会話が双方向でできること
      • 英語を聞いて話せる、実務で使えること

こういったレベル感で記載されていることが多いです。

上記ができるなら、TOEICスコアは不問という会社もあります。

英語での面接を求める代わりに、TOEICスコア不問の外資系企業は珍しくありません

TOEICスコアに換算すると?というのは結構難しいですが、目安は

800点以上

TOEIC700点前後でも、難なく英会話をこなせる人はいます。

しかし、英会話をそつなくこなす人の平均スコアは「800点以上」と紹介されていることが多いです。

800点以上なら、堂々と履歴書・職務経歴書に記載しアピール可能。

もし英語力を転職で活かすなら、このスコアを目標にするとよいでしょう。

TOEIC800点以上はどれくらいレア?

ところで、TOEIC800点以上の人はどれくらいいるのでしょうか。

(スコア区分)人数割合
895~1,5314.6%
845~1,5724.8%
795~2,0706.3%
745~2,4917.5%
695~3,0039.1%
645~3,2469.8%
595~3,53610.7%
545~3,53010.7%
495~3,2539.8%
445~2,7688.4%
395~2,3497.1%
345~1,7795.4%
295~1,1203.4%
245~5641.7%
195~2400.7%
145~300.09%
95~40.01%
45~20.01%
10~50.02%
33,093100.0%
TOEICテスト スコア分布 第273回(2021年7月11日 午後
出典:https://www.iibc-global.org/toeic/official_data/lr/data_avelist.html

TOEIC800点以上のスコアをとる人

→TOEIC受験者の「上位13~15%

10人に1人~2人と考えると、超難関ということではなさそうです。

800点あれば転職でのアピールも可能。

スコア達成の目安として、迷ったらまず800点を設定するといいですね。

そもそも転職で年収は上がる?下がる?相場は?【データで解説】

転職は年収アップの貴重な機会。

  • 転職時、給料が上がる人はどれくらい?
  • 転職するといくら給料上がる?相場は?

約6万人から調べた厚生労働省の公式統計データを使い、転職時の給料変化について解説。

当サイト人気記事ランキングベスト3、かなりご好評いただいている記事です。

>> データで見る転職で年収上がる人の割合と給与アップ相場

英語を生かした転職ならビズリーチ、その「生」評判は?

転職考える人なら、まずは利用を考えるビズリーチ。

実際の利用者の評判、気になりますよね。

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